- オープニング
参加者皆さんが、高速バスにてAM11時半到着。
PM12時半からオープニング開催しました。
来賓として、商工会議所 阿部副会頭にご挨拶いただきました。また、有賀建具店 有賀さんから間伐材について、役場 井出さんから下諏訪の山の状況について、地方事務所 堀内さんから山作業の注意事項についてお話を戴きました。

- 萩倉地区(御柱の森周辺) 間伐材の引き出し
今回の体験で使用する、オルゴールフレームには、間伐材として唐変木(チャンチン)を使用しました。その間伐材が、山の中でどういう状況になっているのか、実際に、その間伐作業の基本として、間伐材の引き出しを体験しました。作業指導は地方事務所の堀内さん、間伐材の運び出しは有賀さんにお願いしました。
堀内さんから『私は自然にはやさしいが、人には厳しいです』という挨拶の元、丁寧な指導を戴きながら作業に取り掛かれました。実際に作業に参加してみると、木の重さ、切り出しの知恵、そして、皆で力を合わせる大切さを実感として体験できました。丁度、諏訪地方は御柱年。御柱祭りの内容と、今回の体験の内容は、山仕事の基本として全く同じであるという、堀内さんの話が実感できました。




- 御柱見学
作業の後、木落とし坂と注連の見学を行いました。
木落とし坂は、諏訪大社下社山出しの祭りのクライマックスである、御柱を坂から落とす場所です。作業の疲れもみせず、最大斜度60度のこの坂を有志数名で駆け上がり競争をやっていました。

木落とし坂でかけっこ

注連にて御柱を抱きしめた!
- 夕食
栄養生化学専門の内山さんに料理の指導を戴きながら、御田町おかみさん会の皆さんと地元の山菜食で自炊しました。また、地酒の御湖鶴を飲みながら、夜の更けるのも忘れるくらい談笑??しました。


僅かな予算で、地元食材で沢山の料理を楽しみました。
《 25日 》
- クラフト体験
日本装飾美術学校 小黒校長先生と生徒の皆さんの指導で、間伐材で製作しましたオルゴールフレームに、ガラスモザイクのデザイン加工を行いました。一見簡単そうに見える作業ですが、やり始めると皆個性を発揮。こだわりはじめると切がない。予定の時間をオーバーして3時間以上の大作業でしたが、皆、自分の作品に酔って?ました。
(アースデイ事務局からの提案で、アフガンへ送る話になっていますが、自分で持って帰りたい!!)
- いざ、奏鳴館へ
さあ、いよいよ仕上げです。
最初に奏鳴館のアンティークオルゴールを楽しんでから作業に入りました。
組み立て作業は、山崎技師の説明を聞きながら、行いました。
曲目は平和の象徴として、皆で《ロンドンデリー》に決めました。
早く調整できた人、苦戦した人、皆其々の思いを込めて、ONLY ONEのオルゴールが完成しました。
そして、最後のオルゴールDJ臼井さんのミニライブを楽しみました。