「ぶらりしもすわ三角八丁」は、一切主催を持たず、下諏訪における既存機能を緩やかに連携して、個々の組織が「三角八丁」というステージの上で、其々が其々の個性でエンターテーメントを発揮する、同時開催複合イベントで、気軽に下諏訪を歩いて楽しんでもらおうと、2004年秋にスタートしました。
「三角八丁」は、下諏訪の旧市街地を指す言葉で、その語源は江戸時代まで遡ります。(旧市街地を囲むように、諏訪大社春宮、 秋宮を直線で結ぶ線と、其々の社から伸びる参道の交点までの距離が八丁《約880m》と等距離であることから、三角八丁となった)この言葉は、下諏訪に住む年配方でなければ知らないくらい廃れてしまっていた言葉ですが、若者や町外の人にとっては新鮮な言葉です。また「八丁」には、江戸の距離単位という「歴史性」・「学問性」、また、「三角」には下諏訪の旧市街地の物理的な表現も網羅されているオールマイティな言葉なのです。