すべては 蔵 からはじまった

モノづくりの原点を忘れない現代の匠達が
下諏訪倉庫に集い こだわりを魅せます
2004年11月6日・7日


これは下諏訪倉庫の繭倉で、1900年(明治33)から1912年(明治45)年に建設されたものです。木造土蔵造りで多窓式多階構造で、広さが130〜330平方メートル、高さが10メートル以上あります。繭の乾燥装置もありますが、現在は繭の倉庫としては使われておらず、通常の倉庫として使われています。この倉庫は2003年末には老朽化のため取り壊されるという話になっていました。
 しかし、2004.5.27付け長野日報の記事によると産業考古学会が「推薦産業遺産」に認定し、群馬・長野両県に残る製糸関係の遺産を広域で「世界遺産」に登録できるよう検討するためワーキンググループの発足を決めたとしています。今後、取り壊すのか、保存するのか微妙ではありますが、価値ある建物には間違いないでしょう。

  • クラフト展
  • 共同ブース
  • 「蔵づくり」シンポジウム モノ語り
    6日 PM5:15〜
    会場である倉庫からモノづくりについて考えます。
    「倉庫=蔵=かくす」 かくす対象のモノを取り巻く環境が変わってきた。モノを使い捨てる社会が浸透する一方、再利用や捨てられないモノづくりをしている匠もいる。
    蔵という空間でモノについての価値を再度見直し、倉庫が消えていったことの教訓として、クリエイターとしては大事に使われるモノづくりを、消費者としては消費するだけでない使い方を考える。
    • パネリスト
      • 三井章義(下諏訪倉庫社長)
      • 降幡廣信(建築家)
      • 宮坂公美(料理研究家)
      • 近藤昭等(菱友醸造社長)
      • 両角修次(森羅環境建築創作所)
      • シャール・サンドラ(フランス出身 京都大学大学院博士後期課程 文学研究科 社会学専攻)
        以上、予定
  • 体験工房
    『ものづくり』を観るだけでなく、触って、感じて欲しい。
    木工体験/モザイク製作/ガラス細工/彫金/竹細工など(予定)
  • すみれ洋裁店プリゼンツ アコースティックコンサート
    長野市のライブハウス・ネオンホールからすみれ洋裁店がセレクトしたアコースティックミュージシャン 5組が出演
  • コンサート 美咲(シンガーソングライター)
    6日 PM4:40〜5:10
  • アクセス
    • 電車
      JR下諏訪駅より
      徒歩8分
    • バス
      あざみ号・スワンバス
      春宮大門南より
      徒歩1分
    • 車(駐車場)
      商工会議所臨時駐車場より徒歩5分
      友の町駐車場より徒歩8分
      四つ角駐車場より徒歩8分
      *会場には駐車場がございません
  • 2003年ぷらっとSHOPS実績
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